
出世しても、楽にならない感じがつらそう。
平社員のままでも、良い感じのライフスタイルにしたい。
このような疑問に答えていきます。
20代の会社員の話を聞いていると、出世したくない若者が増えているように感じます。
近年は会社の業績も思ったようにあがらず、出世に対して明るい未来を感じていない人が多いですね。
この記事を書いている僕は、上場企業・連結の従業員が数万人以上の企業で働いたことがあります。
その体験から、出世してもそれほど幸せにつながらないことを感じました。
今回は出世したくない若者は副業に専念しよう!というテーマで書いていきます。
本記事の内容
- 大企業で働く若手会社員が出世したくない本当の理由とは?
- 若者が大企業で出世しないデメリットとは?
- 会社で出世するよりも若手は副業で稼ぐ方がコスパが良い
もくじ
大企業で働く若手会社員が出世したくない本当の理由とは?
若者が出世したくない理由を聞いたところ次の声が非常に多かったです。
若者が出世したくない理由
- :出世しても責任が重くなる
- :自分の時間がなくなる
- :中間管理職がハードすぎる
- :大企業の窓際社員の待遇は悪くない
- :自分らしく生きたい人が増える
それでは1つずつ説明していきます。
①:出世しても責任が重くなる
若者が出世に憧れない理由の1つに、責任が重くなることが挙げられます。
新入社員のときは、気づけなくても
- 主任
- 係長
- 課長
- 部長
と役職を見ていると、部長と課長の間には、相当な壁を感じます。
ポイント
部長になると、実務は軽減されますが、役員への報告はプレッシャーが重すぎることを感じます。
自分が歩んでいった先に、憧れない未来が待っていると感じると出世したいと思わない人もいるのです。
②:自分の時間がなくなる
大企業は部長になると実務が少なくなるのは事実です。しかしながら、係長・課長職はストレスがかかります。
部長職になるには、その期間をミスなく、実績を上げて乗り切る必要があります。
現在も大企業の部長以上は50代前後が大半です。
早くても40代後半までは、会社に忠誠を誓った働き方が必要になるのです。
22歳から就職して、約25年程度は下積みをして、ようやく煩雑な実務から解放されます。
頑張ったとしても大企業で部長になれるのは一握りです。ほとんどの人が一番つらい中間管理職で定年を迎えるのです。
③:中間管理職がハードすぎる
中間管理職はハードです。残業代も出なくなり、若手と部長職の板挟みになり、マネジメントをする必要があります。
部下と協力関係を築ける人は、うまく仕事を回すことができます。

④:大企業の窓際社員の待遇は悪くない
大企業で出世しなくても、窓際社員の待遇は悪くありません。
それなりの上場企業の社員の40代の年収は、600万~800万円前後になる人も少なくありません。
これが安いか高いかは人によって感覚は異なります。
しかしながら、日本の平均年収が400万円程度ということを考えると、今の時点での大企業の平社員は恵まれていると言えるでしょう。
⑤:自分らしく生きたい人が増える
今の時代は自分らしく生きたい人が増えています。
- フリーランスの増加
- 年功序列/終身雇用の崩壊
企業の看板に乗っていれば、安泰に過ごせた時代もそろそろ終わりに近づいています。
特にコロナを機に大企業でも一気に傾くことが明らかになってきました。
ポイント
企業に尽くしても報われにくい時代です。
さらに、自分らしく生きる人が分かるようになった時代だからこそ、出世に意味を感じなくなる人がいるのでしょう。
若者が大企業で出世しないデメリットとは?
出世したくないなら、手放しても良いでしょう。
具体的に出世しないデメリットについてお伝えしていきます。
①:会社での給料が上がらない
出世しないとなると、会社での給料は上がらなくなります。
大企業の年収目安(割と良い感じ)
- 部長:1100~1500万
- 課長:800~1100万
- 係長:700~900万
- 主任:600~800万
といった序列になります。
自分の会社の年収に当てはめて納得できれば、問題なく幸せに生きれると思います。(ずっと続けば...)
②:同期・部下が上司になる
出世を手放すと、同期・年下が上司になるケースがあります。
会社は残酷なもので役職が上になると、立場が変わります。
出世を希望しないと、身近な人が上司になって、あなたに指示を出してくることになります。
③:雑務をし続ける
平社員や中間管理職だと、雑務をし続けることになります。
自分に与えられた裁量は少ないですが、責任をとる必要はないので、気楽に働くことはできます。

会社で出世するよりも若手は副業で稼ぐ方がコスパが良い
僕の持論をお伝えするとこれからの時代、若者は副業した方がコスパが良いです。
まず大企業で働いていることって、恵まれていることが多いです。
- 残業が少ない
- 休日が多い
- フレックス制度
- 業務のストレスが低い
- 時給換算での給料が高い
- ボーナスが多い
ホワイトな企業で働いているなら、その環境を最大限に利用しましょう。
大企業で比較的安定した収入を確保しつつ、自分の理想を追求していくと良いのです。
副業で稼げば給料の不満はなくなる
出世しないデメリットは、給料が上がらないことが一番の不安要素です。
しかしながら、会社で給料が上がらないのであれば副業で稼げば良いのです。
ポイント
副業するときのポイントは、やって良い副業と、しない方が良い副業を見極めることです。
残業する時間をなくし、副業で成果を出すことにコミットすると、大きく稼げる可能性があります。
>>【2021年保存版】会社員の副業におすすめできない9つ!
会社が傾いても安心
副業することは新たな収入源を増やすことができます。
これから先、大企業でも業績次第で待遇が悪くなることは十分考えられます。
今は大丈夫でも、10年後、20年後に倒産する会社も出てくるでしょう。
- 新たな収入源
- 個人で稼ぐ力
を磨く方が、出世して経済力を身につけるよりもコスパは抜群です。
会社はストレス減で働ける
副業で収入が増えたら、会社に縛られて働く感覚を弱くすることにつながります。他にも収入源があることは、心の安定を生みます。
嫌なら転職しても良いと思えるマインドで働くことができると、気楽に働くことができます。

まとめ
今回は出世したくない若者に対して、副業する重要性をお伝えしました。
たくさんの選択肢がある中で、自分自身がどんな人生にしたいか考えることはとても大切です。
会社の仕事を頑張ることは良いと思います。ですが、その前に自分自身が本当に望む人生とは何だろうか?と考えることは大切です。
今20代であれば、あと60年くらいは生きることになるのです。さらに医療技術の発達によって、寿命が長くなることが考えられます。
未来を見つつ時代の流れを予測して、柔軟な思考回路で人生を進んでいきましょう。
今回は以上です。